2025年7月上旬、我が家に第一子となる娘が誕生しました。
私(30代前半・某企業の経理部ヒラ社員)も妻と娘の退院日を起点として1年間の育児休暇を取得することになりました。
育休開始からおよそ3か月が経った今、現段階で感じていること・これまでにあったことなどを書き連ねてみようと思います。
育休入りの前、先輩パパのブログを少しググってみましたが、3か月~半年くらいの育休に関する記事はちらほら見かけても丸1年というのは絶対数が少ない印象があります。
長期の育休取得を検討している男性たちや、パートナーの方などにも参考にしてもらえるよう、定点観測的な形で今後も投稿していけたらと考えています。
基本的なお話
なぜ1年取ったのか?
「1年間フルに子育てをしてみたい」という内より出ずる気持ちに素直でありたかった…というのが全てではありますが、もう少ししっかり言葉にしてみると
・夫婦それぞれ同じレベルで育児スキルを身に付けたかった
・収入的には妻とどっこい、どちらか片方が働き続ける合理性に乏しかった
・(そうはいっても半年くらい取れたら御の字かな)という心構えで上司と面談をしたら「やっぱり1年くらい…?」という思わぬアシスト(?)が返ってきた
・世の中の風潮的に男性の育休取得が推奨されはじめ、今年度(2025年4月)も育休関連の法改正が施行された状況などを鑑みて、今後のキャリアを考えたうえでも長めの育休を取るという経験がプラスになるかもしれないと感じた
といったところです。
職場での反応は?
育休入りしたのは今の会社で働き始めてから2年弱というタイミングでした。
内定後の面談でも当時の男性育休取得状況について聞いてみたり、今の上司にも「子どもができたら長めに取りたい」とは元々伝えてはいました。人事の方曰く「全社で初めての男性1年育休取得」とのこと。
同僚から実際どう思われていたかはわかりませんが、会社では面と向かってでなければ基本的に何を言われてもいい、何を思われても仕方ないと覚悟を決めていました。
それでも気後れする面は少なからずありましたが、育休入りまでは全力で働き、しっかりと成果を出すこともできたので「これで文句ないだろう」と自分には言い聞かせていました。
とはいえ1Q決算の業務をしながらの引継ぎは私も引継ぎ相手もかなり大変で、妻&娘の退院前日の22時まで仕事してました。
実際どんな感じ?
時期ごとの感想を書きだしたものを貼っておきます。その時々で書いたので文体が揃っていませんがご容赦を。
生後0ヶ月
・帝王切開の立会いは病院都合で不可。赤子がオギャーしてから約30分後に父親用待機室に運ばれてきた。新生児運搬用のケースに入っていたのでこの段階では触ることができず。
・さらに30分後、身体に付いた胎脂を拭きあげてもらった赤子が再度待機室へ。妻の希望で、産まれた後の初抱っこを私がした。(自分は妊娠中に赤ちゃんと体を共に過ごすという特別な体験を既にしているので、初抱っこは父親にてどうぞ、とのことだった)ふにゃふにゃで温かい。ほっぺに指を伸ばすと、触れてるか分からないくらい柔らかくてフワフワ。
・事前に病院側へリクエストし、病室に胎盤を持ってきてもらった。しっかりグロかった。触った。写真を撮った。
・出産から退院までの一週間ほぼ毎日病院に行き、面会可能なギリギリの時間(感染症対策で30分~1時間)をかけてオムツ替えと授乳をした
・4日目から、面会に行くと妻が毎日涙。(帝王切開の傷と後陣痛が痛む中、病院の方針で術後2日目から母子同室が開始。激痛を抱えながら新生児のお世話をして1日の睡眠時間は合計2~3時間程度と、心身ともに限界そうだった)
・退院日は朝からバタバタ、駐車場が病院から少し離れていた上に雨も降っていて、初めてのチャイルドシートにも手こずり大変だった
・家での生活スタート。不足物資が続々と判明し西松屋に駆け込む(哺乳瓶の除菌・乾燥に2時間ほどかかるので1本では到底足りないと気付いたり…)
・3時間おきの授乳は、3時間の自由時間があるわけではなくて、オムツ替え→授乳→オムツ替え→寝かしつけエンドレスであっという間に2時間以上吹き飛ぶ。子が寝た隙に家事なんかすれば、休憩時間はないまま次の授乳時間がやってくる
・妻は毎日夕方になると涙。(産後はホルモンバランスの急変化でどうしてもメンタルコントロールがしにくくなるため)
・新生児のうんち回数が多すぎる(1日6~8回程度)。せっかく頑張って寝かしつけてもうんちする→オムツ替えで泣き、また寝かしつけをやり直すことに
・深夜の授乳&オムツ替えは日ごとの交代制を敷くことに
・「赤ちゃんが泣いても旦那だけ全く起きない」という母親側の愚痴をよく聞くので(自分の親父もそうだった)少し心配だったが、流石に当事者意識があると毎回起きることができた
・睡眠時間少なすぎて心身ともに辛い
・一番辛かったのは参院選の投票日(7/20)の夜。何をしてあげても泣き止まない娘を抱えながら呆然と開票速報を眺めていた
・徐々に授乳→寝かしつけがスピーディーにこなせるようになると、娘の昼寝時間も多少は伸びたので夫婦の自由時間が発生。その間にDisney+でデアデビル:ボーンアゲインとアイアンハートを少しずつ見進めることができた
生後1ヶ月
・生理的微笑じゃなく、社会的微笑を初観測。笑ってくれるとモチベになる。たくさん話しかけるようになった
・妻のメンタル落ち着くが、産後の体ボロボロで関節痛もひどいので夜勤交代制を廃止。夜中も2人で一緒に起きてお世話することに
・睡眠不足に慣れてきた
・睡眠時間の最高記録は5時間くらい?(22時~3時)
・娘はお肉がついてぷにぷにになってきた
・オムツ替えや沐浴後のスキンケアで泣かなくなった
・起きている間の遊びのレパートリーが皆無、絵本もオモチャもまだほぼ見えてないし、リアクションも無いのでどう過ごせば良いか戸惑う
・とにかく抱っこし続けないと泣いちゃう
・時間をつぶすために散歩に行きたいのに外が余りにも暑い…
・近くのショッピングモールで飲食店に入ってみたが、ベビーカーの動きが止まると泣くのでまともに食事がとれず。交代で抱っこしながらご飯をかきこみ、早々に退散
・産後初めて、気晴らしのため夫婦交代で数時間の独りお出かけを敢行。行先は西新宿のブート街、小滝橋二郎も食べてメンタル回復
生後2ヶ月
・19時前後に深い睡眠→深夜2~3時にいったん起床・授乳→6~7時に再度起床というスケジュールがほぼ固定化。夕飯が食べやすくなったのはありがたいけど、自分の体力回復のためには大人も毎日21時過ぎに就寝せざるをえない。合計すれば6時間前後は寝れているからまだマシ?
・発声は1ヶ月よりもグンと増えた。父母で会話して笑い合っていると娘もつられて笑ってくれたりする。
・バウンサーを導入したことで泣かずに5~10分程度待っててくれるようになり、大人はご飯を食べやすくなった。9月下旬ごろからプレイジムでも独りで過ごせるようになってきた。特定のオモチャを狙って足や腕を動かすこともできるようになり、指を開いて握ろうとする様子も(未遂)
・9月中旬に拳を舐めるしぐさを見せ始めたが、末頃により激しくなる。寝るときはほぼ欠かさず拳をムシャムシャしているので、睡眠導入のルーチンになっているのかも
・少し涼しくなってきたのでお散歩にほぼ毎日行くようになった。ショッピングモールやコンビニで買い物したり住宅街の中を歩いたり。親の心身回復タイムにもなる
・起床時の活動が活発化したことで、ジムで遊ぶだけでなく絵本を読み聞かせる・ディズニーの短編アニメ(三匹の子ブタなど)を1日10分だけ見せるなど、遊び方にレパートリーが生まれてきた。その一方で娘の昼寝時間が短くなった分、夫婦だけで過ごせる時間は減少。0ヶ月期にどうやって日中にMCUドラマを観ていたのか思い出せない…
・いわゆる黄昏泣き(夕方に何をしても泣き止まないモードへ突入)が9月下旬からほぼ毎日発生。数年前にバズっていた反町隆史のPOISON、先輩ママに教わった「ふかふかかふかのうた」などを流してみたが、自分の泣き声に遮られて聞こえてないのか効果ナシ。当初はどうしてあげればいいか分からず苦慮していたが、最近は親側も肝が据わってきたのであまり動じることなく抱っこ等でやり過ごせるように。
その他(よく聞かれたりすること)
子どもは可愛い?
メチャクソ激ヤバミラクル可愛いです
特に午前中は比較的機嫌がよく、こちらが顔を近づけると屈託ない笑顔を見せてくれます。日々の些細な成長を見守り続けられることはやっぱり育休における最大の恩恵だと感じさせられます。深夜授乳や黄昏泣きなど大変なこともありますが、泣き顔も寝顔も全部が可愛いです。
お世話以外の時間は何をしているのか?
睡眠を削ることで趣味なり勉強なりの時間確保は可能だと思いますが、個人的に眠気耐性が平均より低い自覚があるので睡眠優先の生活を送ることにしています。
時間の過ごし方は産前の生活習慣もかなり影響すると思います。日ごろそんなにゲームしない人が平日昼に30分の空き時間ができてもゲームしません。平日朝のショッピングモール散歩のさなかにSwitch2を見つけましたが「娘が産まれてからSwitch1をする時間がどこにあった?」と思い直してスルーしました。
自由とは言えないスキマ時間(30~45分ほどの昼寝、娘がプレイジムやオモチャに集中している時間など)はいくつかあるので、そこで気分転換にXやインスタを眺めています。睡眠導入もかねてKindleでいくつか本も買いました。今は立花隆『中核VS革マル』を読んでいます。大本営発表の応酬に思わず笑みがこぼれます。
社会に取り残されている感覚は?
個人的には、ほとんどありません。今の方が人間らしく活き活きと暮らせているような気がします。妻は真逆(働いているときのほうが人間らしい暮らしだった気がする)とのことなので元々の感覚・価値観の問題でもありますが。
ニュースはネットでもTVでも散々見てるし、産前よりも健康的な時間に寝起きも出来ているので(夜中に娘の世話で1、2度起床するが基本は21時台就寝~6、7時台起床)、心身ともにいたって健康です。夫婦で過ごす時間自体は増え、育児に関係ないことも含めて会話をたくさんしているのもメンタルに良い影響を及ぼしていると思います。
両親からのサポートは?
互いの実家のほぼ中間地点、車でそれぞれ30~40分ほどのところに我々は住んでいますが、里帰りなどの直接的な育児のサポートはこれまで受けていません。ただし1~2週に1回は必ず会いに来てくれますし、手作りのおかずや冷食・フルーツなどの差し入れをよく貰っています(料理する時間がなかなか取れないので非常に助かってます)。我が家に来るたびにそれはそれはデロデロに可愛がってくれるので笑ってしまいます。
「ふたりで育休を取るからにはなるべくふたりだけで頑張ろう」という方針でやってきましたが、それでも何とかギリギリ生活を回せている…という感じです。使えるサポートは積極的に活用すべきだとは思っています。
先日、夫婦の共通の友人の結婚式に参列するため、妻の実家に数時間ほど預けて授乳やお風呂入れをお願いしました。夫婦ふたりで息抜きできる時間を確保するためにも、各実家の負担が重くならない範囲で今後は少しずつ一時預かりをお願いしてみようと考えています。何時間か預けてから娘と再会したときの愛おしさたるや…。
これからもコツコツと更新していければと思います。
お読みいただきありがとうございました。